時代は断熱から遮熱へ!
建物が外の温度に左右されているようでは、快適な室内空間は得られません。
熱そのものを跳ね返す『遮熱』で、エアコンいらずの生活を手に入れましょう。
超薄型高遮熱のリフレクティックス
皆様は、『遮熱』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?日本では『断熱』のほうが一般的で、ほとんどの住宅で壁の間に断熱材を入れているかと思います。ところが、断熱の弱点についてはあまり知られていないのではないでしょうか。
断熱と遮熱の違い
断熱は、皆様もよく知る工法で、分厚い断熱材を壁に挟むことで熱を断つ工法です。照り付ける太陽の熱を、一旦断熱材にとどめることで室温の上昇を防ぎます。
一方の遮熱は、薄いシートで家をすっぽりと覆います。このシートはアルミ製で、熱線をすべて跳ね返してしまいます。
熱を“跳ね返す”という選択
断熱は確かに熱を防ぎますが、空気空間と異なり大量の熱をため込んでしまいます。そのため、いずれは室内に熱が放出され、室温の上昇は避けられません。
リフレクティックスは、熱を反射して飛ばしてしまうので、そもそも熱をため込むことがなく、夏も冬も快適な室温を保つことができます。
素材ごとの反射率の比較
素材 | 反射率 |
---|---|
リフレクティックス | 99% |
銀 | 99% |
金 | 98% |
アルミ合金 | 75%〜91% |
アルミ蒸着品 | 35%〜60% |
レンガ | 7% |
ガラス | 5% |
スレート | 8%〜10% |
木 | 2%〜10% |
タイル | 5%〜15% |
「快適さ」=「温度」ではない
外気36℃の太陽の下にいると、吹き出るような汗と息詰まるような熱気で立ち眩みをするような思いをしますが、木陰に入ると涼しく感じます。体温36.5℃とすると、外気はそれより低い温度ですから、本来涼しく感じるはず。しかし暑く感じるのは、太陽の輻射熱が直接体にあたって熱を発しているからです。木陰に入ると木の葉が輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じます。
また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じることは誰もが経験していることです。すなわち「暑い・寒い」と感じるのは温度ではないのです。
宇宙産業から生まれた高性能アルミシート
リフレクティックス社が持つ「優れた反射技術」は、超高熱環境で使用する宇宙船及び宇宙服の反射絶縁材料として宇宙産業に採用されました。
超高性能でありながら、様々な技術を駆使し、構造はいたってシンプル。両面アルミ箔に熱をキャッチするポリエチレンシートを挟んだ7層構造で、環境に優しい建材です。
結露・カビ対策にも大きな効果!
建物の腐食の最大要因と言われる結露。冷暖房をかけ続けることで外気と内気の温度差が激しくなり、壁面などに結露を発生させます。リフレクティックスの高い遮熱性は、空気と壁面との温度差を小さく保ち、結露をほぼゼロに抑えることができます。もちろん結露を原因としたカビの発生も抑えられるため、建物を長生きさせることに効果的です。
富山県内随一のリフレクティックス取扱工務店
日本では断熱材の利用が根強く、リフレクティックスを扱う業者さんはとても少ないです。富山県内でリフレクティックスを扱うのも数件しかありません。吉田建工は富山県内でもトップクラスの実績を誇っておりますので、高いレベルでの光熱費削減・快適な住空間をお考えならぜひ一度お声がけください。
リフレクティックスの耐久性
リフレクティックスは高純度アルミ(99.99%)を使用しております。また、内蔵されたバブル型樹脂は平方メートル当たり40トン以上の圧力に耐えます。また、リフレクティックスの7層構造を支えているのは接着剤ではありません。最先端のプラズマ方式を採用し接着剤ゼロ%を実現しました。
リフレクティックスは100年経過後お家の解体時に捨てないで下さい。再利用可能な商品です。
リフレクティックスの活用事例
- 高気密・高遮熱住宅
- 農業用
- シーフード・薬品等輸送箱
- 暖房器具
- 雪妖怪システム
- 保冷車・冷蔵庫・保水器
- 床暖房システム
- ダクト・配管保温
- ガレージ・プレハブ建物
- 工場の改修
- 野外活動用品
- 食品の保存庫
リフレクティックス物性
項目 | 性能 |
外観 | 両面アルミ箔張(シルバー) |
R値 | 建物の熱流、リフレクト工法(戸建一例) 下向きR値2.4㎡・K/W 横向きR値1.73㎡・K/W リフレクト工法(鉄骨造屋根一例) 下向きR値2.60㎡・K/W |
厚さ | 5/16インチ(7.93mm) |
使用温度範囲 | -50~80℃ |
圧縮強度 | 40t/㎡以上 |
引張強度 | 3.7N/mm(2.64kg/㎟) |
曲げ柔軟性 | ひび割れなし |
水分吸収率 | 0.0% |
熱反射率 | 99% |
認定及び性能評価と実績
国土交通省 不燃材料
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 製品No.DB48125 認定番号 NM-4033
- 製品No.SB48125 認定番号 NM-0838
- 製品No.CDW48125 認定番号 NM-4034
JIS A 1420※2 断熱性試験
項目:熱貫流率、熱貫流抵抗験
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 試験体名称:リフレクト工法-屋根モデル
- 試験体名称:リフレクト工法-壁モデル
国土交通省 屋根30分耐火構造
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 認定番号 FP030RF-1804(1)
- 認定番号 FP030RF-1804(2)
- 認定番号 FP030RF-1804(3)
JIS A 1420※2付属書B 性能試験
項目:熱貫流率、熱貫流抵抗
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 試験体名称:両面アルミ断熱防湿シート
- 試験体名称:両面空気層付きアルミシート複合体
JIS A 1324※1 性能試験
項目:透湿性
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 試験体名称:両面アルミ断熱防湿シート
JIS A 1412-2※3 性能試験
項目:熱抵抗
- 試験機関:(一財)建材試験センター
- 試験体名称:両面アルミニウム貼気泡緩衝材
補助事業などの実績
補助事業などの実績
- 環境省CO2削減補助事業の採用品地域グリーンニューディール基金採択品
- 経済産業省ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業採用品ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業採用品
- 国土交通省既存住宅・建築物省エネ改修緊急促進事業採用品トップランナー基準、エコポイント対象技術
海外での評価
- I.C.B.O.(建築役員国際会議以下略称)
ES評価報告書 No.4933 - B.O.C.A(米国建築士連合協会)
ES評価報告書 No.91-49.1 - S.B.C.C.I(国際南部建築基準議会)
- PTS&ESI評価報告書 No.94102A
- デイド郡評価報告書 No.03-0514.14
- ロサンゼルス郡評価報告書 No.RR8099
- 国交省受託試験機関一般財団法人建材試験センター